10日目 ミトラ遺跡
<ミトラ遺跡>
今日の目的地はオアハカから約44km東に位置するミトラ遺跡(Mitla)です。オアハカ市街にある2等バスターミナルからミトラ遺跡行のバスが運行しています。今までの長距離バスとは異なり、車内のチケット係に支払うシステムでした。停車場所は遺跡が見えない村の中にあるので、ドライバーが「Mitla! Mitla」など次の停車駅をアナウンスするのを聞き逃さないのがポイントです。ローカルバスに乗り、目的地まで停車場がいくつかある場合は、ドライバーはもちろん、お隣の乗客と仲良くなりつつ目的地をアピールするのもワザですね。メキシコの人々はとても優しいので、何度もこういう場面で助けてもらいました。
約1時間30分ほどでミトラ村入口に到着。そこから“Ruinas(遺跡)”の看板を辿り、村を抜けていきます。この村は壁に看板が書かれているものが多く、素朴なかわいらしい印象。
<ミトラ遺跡>
今日の目的地はオアハカから約44km東に位置するミトラ遺跡(Mitla)です。オアハカ市街にある2等バスターミナルからミトラ遺跡行のバスが運行しています。今までの長距離バスとは異なり、車内のチケット係に支払うシステムでした。停車場所は遺跡が見えない村の中にあるので、ドライバーが「Mitla! Mitla」など次の停車駅をアナウンスするのを聞き逃さないのがポイントです。ローカルバスに乗り、目的地まで停車場がいくつかある場合は、ドライバーはもちろん、お隣の乗客と仲良くなりつつ目的地をアピールするのもワザですね。メキシコの人々はとても優しいので、何度もこういう場面で助けてもらいました。
約1時間30分ほどでミトラ村入口に到着。そこから“Ruinas(遺跡)”の看板を辿り、村を抜けていきます。この村は壁に看板が書かれているものが多く、素朴なかわいらしい印象。
“ようこそミトラへ”と書かれた村の入り口
ミトラ村は小さく素朴
ヌケた感じの手書きロゴ
牛の看板がかわいいチーズ屋
トルティーヤ屋の大看板
シンプルなデザインが目を引くチョコレート店
ピラミッドが書かれた看板は遺跡の目印
ミトラ遺跡はモンテ・アルバンを去った古代サポテコ人が作った祭祀場です。ミトラの語源は古代ナワトル語の“Mictitlan”(死者の場所)と言われています。敷地内には生贄が埋葬された遺構も発見されているとのこと。
ミトラ遺跡はいくつかにエリアが分かれていますが、見どころはチケット売り場近くのサンパブロ教会より南側のエリアです。
ミトラ遺跡に隣接するサンパブロ教会
「石柱のホール」の外壁
赤い彩色が残る
「石柱のホール」
天井は取り外しができる植物性の素材が使われたとされる
石を組み合わせて幾何学模様を施した
芸術的なモザイク装飾は必見
広い中庭
まだ発掘の最中でしょうか
観光客は少なく、整備の行き届いた遺跡内はあまり高い建造物もないので、のんびりと見学できます。日曜なので、学校の課外授業のグループやファミリー連れも見かけました。こんな壮大な遺跡が村の近くにあるなんて、メキシコの歴史の深さを感じます。
ミトラ遺跡の見学も終わり、そろそろお昼どき。一旦、オアハカ市街に戻りそこから街を見渡せるレストラン、エルミラドール(El Mirador)へ向かいます。ここでは、中南部地方の郷土料理モレや名物のオアハカチーズ料理が頂けます。
小高い丘に立つレストランからは街が一望
落ち着いた雰囲気の店内
新鮮なアボガドたっぷりのサラダ
鶏肉や野菜など具だくさんのトラジュダス(Tlayudas)
土鍋で溶かしこんがりと焼き目のついたオアハカチーズ
メキシコのレストランの食事はかなりボリュームが多いので、色々な料理を味わいたい時にはシェアするのがおすすめです。といっても、道中は私たち2人だけ・・・。いつも食べ過ぎのお腹を抱えてました 笑
食後は昨日は夜ではっきりと見れなかった、ラソレダー教会(Igresia de la Soledad)へ。博物館が併設されていますが、館内は撮影禁止とのこと。
バロック様式の教会
かつてダイヤモンドと真珠が装飾されていたそう。
オアハカの守護聖母像を祀る
見学の後は、ホテルに預けていた荷物を受け取り、次の目的地、チアパス州(Chiapas)パレンケ(Palenque)に向かいます。パレンケまでは長距離バスで約15時間の長旅です。ADOバス運行の17:00発のみのため、今夜は車中泊です。
深夜、無理やり起こされ立ち寄ったサービスエリア(?)
※この記事は2011年11月6日に訪問した際の記録です。
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