メキシコ Locasの珍道中 15日目

15日目(最終日) カンクン(Cancún)

いよいよ2週間に渡ったメキシコバックパックの旅は最終日。

早起きし、朝食はMercado 28(市場)のなかにあるRestraurante Veracruzへ。
メキシコの朝ごはんはワンプレートにいろいろな料理がのることも多く、朝からがっつり頂きます。

フライドバナナ添えのパンケーキ 甘いソースがたっぷり

腹ごしらえの後は市場の中を散策します。
メキシコ最後の雑貨巡りとなるので、品定めに力も入ります。
先住民の方々の露店が多く、何時間もかけて作られたであろう美しい刺繍の数々。
店先で刺繍をする姿も印象的でした。
中には、フェアトレードとして、(主に女性たちの刺繍など手仕事を)国の保護で経営しるお店もありました。

午後はメキシコ料理の材料なども見たかったので、スーパーなどが入る大型ショッピングモールへ。

まずは、セントロ(カンクン中心地)にあるPlaza Las Americasへ。
セントロから少し歩きますが、徒歩圏内です。
1階のスーパーはかなり大きく、メキシコのお菓子や調味料などは揃います。
映画館や充実したフードコートもあるので、地元の人の憩いの場の印象でした。
本や文具店にはメキシコに関係するものも集められているので、市場では見かけない商品もあります。
私はここのCDショップで大好きなメキシコ人歌手のJulieta VenegasのCDをゲットしました♪

セントロから少し離れたところにカンクン・ホテルゾーンがあります。
カリブ海とラグーンに囲まれた約20kmほどの細長い洲にはヒルトンやリッツ・カールトンなど高級ホテルが並びます。
このエリアには何件か大型ショッピングモールがあり、セントロからバスで行くことができます。
トゥルム通り(Av.Tulum)にはバス停がいくつかあり、Ruta1がホテルゾーン行きです。
バス24時間運行、日中は5~10分間隔なので利用しやすいです。

快適な市内バス

ホテルゾーンは背後にラグーン、正面にカリブ海が広がる美しいエリアです。
この日は運悪く、曇り。
それでも、気持ちのよい散歩を楽しめました。

桟橋って日本であまり見ないので憧れます

ラグーン側で白人男性がなにやら騒いでいるのが聞こえました。
ふと目を凝らすと、、、、、ワニ!!
あきらかにワニがいる!

大きな顔と長いしっぽ!

動物園にいてもおかしくない巨大なワニが悠々と泳いでいました。
いつ突然浜にあがってくるんじゃないかと、ドキドキ・・・・。

Plaza Caracolなど大型ショピングモールにも行きましたが、商品は充実していますが、“Mexicó”とか “Cancún”と入った大量生産のものが多く、私たちはあまり魅力を感じませんでした。

カリブ海に沈む夕日が見たかったのですが、あまりの強風で断念。

何とか撮れた1枚。空が大きい!

セントロに戻り、お気に入りのMercado 28 の中でカンクン最後のディナーです。
地元で一番人気だという、El Cejasへ。
ミックスセビチェはかなりのボリューム。新鮮なシーフードに酸味が効いて美味しい!
その他、エビのオーロラや牡蠣のチーズアボガドソースのグリルなど堪能しました。
デザートやドリンクもつけて一人1,000円ちょっとでした。

派手な内装が目印のEl Cejas

コリアンダーたっぷりのセビチェ
苦手な方は“Sin Cilantro”(コリアンダー抜き)と伝えればOK

アボガドソースとたっぷりチーズの牡蠣のグリル

夕食後は市場も閉店していて、公園もものわびしい雰囲気でした。
いよいよ、これで旅が終わってしまう悲しさもあいまって、ちょっと切ないカンクンの夜。
近くの公園には移動式の遊園地が来ていたようです

ホテルに着き、明日はメキシコシティ経由で日本に帰ります。
今回の旅でゲットした品々をベッドに並べニヤける私たち。

メキシコ南部に来てからゲットした品々
もちろん友人や家族へのお土産を含みますw

翌朝、泣く泣くカンクン空港からメキシコシティ行きの国内線に乗りました。
カンクンでの反省点は、リゾートにそれほど興味がない私たちなので、1日早く切り上げてメキシコシティでもう一日過ごしてもよかったかな、と思いました。
カンクンは見どころがまとまっているので、思ったより時間がかかりませんでした。
一方シティの方は、建築物などあまり回れてないスポットがあるので、ちょっとくやしいです。

タラップから乗るのはテンションあがります


北はアグアスカリエンテスから南はカンクンまで、メキシコを縦断したこの旅。

ずっと一緒に旅をした彼女とは小学校からの友人です。
メキシコ行きの出発時刻を深夜0時と昼の12時を間違えるという、旅以前の大失態をした私に「でも、いつでもいけるじゃん」と励ましてくれました。
今は笑い話ですが、航空会社からの電話を受け取ったときの私は、かつてない青ざめようだったとか。
彼女の言葉通り、運よく出発予定日の翌々日のチケットが予約でき、忙しい仕事の合間をぬって2週間の旅にでることができました。

各地の美味しいもの食べ、謎のピラミッドを巡り、人々の優しさに触れた最高の旅。
私たちはいつかまた2人で訪れることを約束し、その日がくるのを楽しみにしています。


ソチカルコ頂上部でのLocas



おまけ
メキシコシティの空港では警察が颯爽とセグウェイの乗りこなす


※この記事は2011年11月11日に訪問した際の記録です。

コメント